先輩から頂いた笙用の電熱火鉢と、その他の同類火鉢

17年2月、知り合いの先輩から「火鉢あげる・・・」とお電話を頂き、思いもかけず
素晴らしい火鉢(笙用、電気コンロ仕様改造)を頂きました。
高さ245mm、直径275mm
300Wの電熱器ですが、とても熱効率が良いです。
内部は手作りの雰囲気ですが、とても丁寧に細工されています。
電熱器のあのギラギラした、刺すような直接的な熱さではなく、
掘りの深い火鉢の充分な空間の空気が温められて熱が上がってくるので、
包み込むような温もりがあります。市販されているどの笙用電熱器にも無い
味わいのある温もりを感じます。
熱せられた空気が他に逃げないのでとても熱効率が良いです。
それでいて、周りの部分は熱くならず、安心して使えます。
重量は軽く作られているので、女性でも片手で持ち運べます。
興味のある人、欲しい人は、私TANIまで御相談下さい。

   火良丸 & 火小丸
            ひ よ し ま る                 ひ こ ま る
▲使用例


火良丸火鉢(塗り火鉢改造)300w

自分の所のグループで使用する為に既成の塗り火鉢を買って来て制作しておりましたが、
専門の先生の「熱源が深くて熱がこもって上がって来るのが良い」とのご意見を頂き、
それを取り入れて、熱くも重くも無く、片手で持てる事を目標に、もうひと工夫したのが今回の「笙火鉢」です。

特長 

1)塗りが良い感じ。(レトロで雅やか、既成の物ですので、当然ですが・・・)
2)軽い、
3)熱源が深い所に有るので、(コレが一番のキモ!)
  A熱がこもって均一な暖かさが上がってくる(均一な熱、熱効率が良い) 
  B装束の袖等が火鉢に触れても焦げたりしにくい(安全、安心) 
4)火鉢の縁が熱くならず、
  C焙じる時に触れても安心、手をかけた状態でも焙じる事が出来る。
  D使用後直ぐにも片手で持てる。
5)もはや現代では骨董店くらいでしか出会えない希少な物 
  (新品は製造されていないもよう)

既成の漆塗り火鉢(骨董品ですので、基本的に中古品です。少々のキズ等はご
了承頂きたいと思います)を素人が改造した物ですので、いわば「試作品」の域を出ない
完成度であるかと思われますが、現時点ではこれ以上自分の考えが及ばず、ご満足頂
けるのだろうか?といささか不安も有りますが、ご使用頂いた上で不都合の点が出て参り
ましたら、どうにかして改善しますので、ご遠慮なくおっしゃって頂きたいと存じます。

尚いっそう、すばらしい演奏をされますように、またその時この「笙火鉢」をご愛用
下さいますように。心からお祈り申し上げます。

使用感なり、美しさにご満足頂いて、「これイイぞ!」と喜んで、
もらえたら一番良いのではないかと思います。
それこそ「笙にはコレだ」と、真似をされるような火鉢になったら良いなと、
そんなことを夢見て・・・。

※刳り抜きで作られた高級品はちょっと重いです。

製作者の直接の連絡先 および 製作者からのコメント
工房 笙火鉢
岩田正則(いわた まさのり)
e-mail:no1hiyosimaru@ヤフー.シーオー.ジェーピー(←カタカナをローマ字小文字で)





































出張演奏やお稽古等一人で使うなら、
白木製の小型、 「火小丸ひこまる」

200W  13,000円 (送料別)
       (旧価格:12,000円)
   カシュー黒塗りも特注承っております
 
持ち運びを考慮して、工夫の末に大型と同様の、熱効率、均一性、適当な熱さ、の3点をようやく実現出来た最新の自信作です。(作者談)
▲電熱火鉢の中 ▲新作小型火鉢(火小丸)
(200w電熱器使用)
▲新作小型火鉢・火小丸(左側) ▲新作小型火鉢・火小丸(左側) ▲カシュー黒塗り仕上げ 火小丸


※300W電熱器仕様への改造は残り11個限りです。
特1〜特5 上等品
▲特.1 螺鈿と蒔絵 未使用品1個売切 ▲特.4 春慶塗り 未使用品  3個 ▲特.6 蒔絵桐火鉢      1個
No.1〜No20 通常品
▲No.1 螺鈿           2個 ▲No.2 螺鈿         1個売切 ▲No.3 螺鈿           3個
▲No.4 螺鈿           1個 ▲No.5 三面螺鈿(刳抜)     1個 ▲No.6 螺鈿(刳抜)       1個
▲No.7 螺鈿蒔絵 未使用  2個 ▲No.8 螺鈿 未使用     1個 ▲No.9 螺鈿           1個
▲No.10螺鈿(訳あり)貝のスレ痛み 2個 ▲No.11 蒔絵(もっとキラリ)  1個 ▲No.12 蒔絵(地味・・・)     2個
▲No.13 (刳抜)          2個 ▲No.14春慶塗り(訳あり)傷物 1個 ▲No.15 布目塗         1個
▲No.16            2個 ▲No.17 拭き漆木目       2個 ▲No.18 若狭塗         1個
▲No.19            2個 ▲No.20            2個
No.21〜No.30
▲No.21 木目           2個 ▲No.22 重い          1個 ▲No.23 刳抜           4個
▲No.24 全部黒漆        1個 ▲No.25 朱模様          4個 ▲No.26 ぼかし朱模様      6個
▲No.27 あけぼの塗り     10個 ▲No.28 27の下部をペイント   4個 ▲No.29 27の逆色        2個
▲No.30 茶に黒         1個 ▲No.31 赤流れ模様       2個